オタク・フィロソフィー

この世の地獄インターネット

真夏の昼の悪夢(最終日)

前回のあらすじ


1日目に引き続き、2日目もなんとか乗り越えた中華系男性万・久里は家で体を休め、最終日に備えようとしていた!
果たして、無事に家に帰れるのか!?
ちなみに画像はあらすじてはなくマンスジです。

3日目 〜終焉の瞬間(とき)〜

早速ですが、ツイートを見てもらった方が手っ取り早いのでご覧ください。

ロジカルシンキングなんてなかった
午後4時頃にしたツイートから約1時間後、僕はやっとコンタクトを外しました。
そして満足したのかは知りませんが、日付が変わるまでぐっすり寝てしまいました。
今回は夢を見なかったんですが、最近悪夢を必ずと言っていいほど見ていたので、『夢を見ないことの快適さ』を学べた気がします。

そして起きたのは午前0時30分頃。
結局ここから寝ても寝坊した後自殺するヴィジョンしか見えないので、また徹夜という結果になってしまいました。完全に末期の老人のそれです。
そして3時頃まで時間を潰そうとしていたら、

SMAP解散のツイートが流れてきました。
何でしょう、僕の徹夜はSMAPを解散させる能力でもあるのでしょうか?
はたまた、「SMAPも解散するほどいい徹夜っぷり」ということなのでしょうか。
そしていずれ僕の徹夜っぷりが世界中で話題になり、女が擦り寄ってきてチェリーボーイの汚名を挽回…。想像に難くなさすぎます。

さて、そんなSMAPを解散させた僕は朝ごはんのフレンチトースト(写真撮り忘れ)ととろろご飯(写真撮り忘れ)を食べ、身支度をし、コンビニでモンエナをキメて東京ビッグサイトに向かいました。
コミケの3日間でモンエナをキメすぎて、中毒になっていないか内心ワクワクしていたのですが、これを書いている時点で中毒になっていないのでかなりガッカリしました。

東京ビッグサイトへの道のりは特に何も無かったので省略します。
強いていえば、電車に座っていたら前に座っていた女オタクにガン見されていた事くらいでしょうか。
正直身の危険を感じたのですが、オタクダッシュで車両を変えることによって事なきを得ました。
「ワンチャンこのまんこで童貞捨てられんじゃね?笑」と一瞬思いましたが、自分が恐ろしい事を考えていることに気付き、さらには自分自身が怖くなりました。コミケは人を狂わせるのです。

そしてまぁ、なんやそんなかんやあり、国際展示場正門に着きました。
今日も東西に分かれてるやろ…、と思いきや3日目は分かれていませんでした。なぜなら3日目は企業ブースが無く、なんかスペースが空いてるっぽいからです。
そうとは知らず、東に行きたかったのに1日目の西へ行く道と同じ道を通らせられた僕は、不安すぎて細切れの脱糞を数回しながら進んでいました。本当だったらただのテロですが、残念ながら嘘です。

会場を突き進むと、なにやら「東西待機列 →」という看板が見え始めてきました。
正直あまり信用なりませんでしたが、看板がそれしか無かったので仕方ありません。進むのみです。

そして待機列到着。
その後すぐさました行動は「Twitterで東西待機列でサーチ」でした。すると出てくる、「今日は企業ブースがないからか待機列東西で一緒っぽい」みたいなツイートで、僕はもう砂漠でオアシスを見つけた人みたいになりました。
やはりネットは文明の利器ですね。人の心をも和ませてくれます。

Twitterに和まされ、そして周りのオタクのチキンとケチャップの匂いに腹を空かせながら待ち、ついに列移動が始まりました。
この列移動の瞬間も、これであと半年位は体験することが無いと思っても、少しも悲しくなりませんね。

その後はコミケ開始まで特に何もありませんでした。周りのオタクは「Pの涙腺はガバガバ」「10thのM@STERPIECEは泣く」だの、アイマスPの会話しか聞こえませんでした。漏れなく地獄です。
オタクをオタクたらしめている、そんな会話だったなぁと思っていた気がします。
さあ、そんなオタク会話地獄の中やっとコミケが始まりました。
鳴り響くオタク拍手に包まれながら僕がいるのは、案の定屋外でした。

僕「いや、素直に喜べねえから。」
そんな不満とオタクへの疑念を抱きつつも、オタク拍手に溶け込み、そしてやっとこさっとかさ入場&僕の夏コミ最終日が始まりました。

ちなみに最終日の目当ては、ごちうさチノシャロ(ラパン)モバマスキャラと艦これキャラ、そしてシャドウバースのベルエンジェルのスリーブなど、まさによりどりみどりです。

さて、そんな多いスリーブ絶対使い切らない僕はまず、個人的にめっちゃ欲しいモバマスのキャラスリーブを買う事にしました。
コミケ開始直後ということもあってか、一瞬ですんなり買えました。おもんな。

次に僕は、転売したら値段が高そうなベルエンジェルスリーブを買う事にしました。
この娘
先程、僕の闇が垣間どころかモロ見えた気がしますが、気にしないでください。
そんな闇をモロ見せした僕は、ベルエンジェルスリーブを頒布しているサークルまで直行しようとしたのですが、
全く見当たりませんでした。

僕「??????????」
完全に混乱しました。そのサークルは東4○(記号は伏字のつもり)だったのですが、その隣の4△やはたまたその隣の4☆は見つかるのに、そのサークルだけが見つからなかったのです。
これには僕もガッカリ、ため息をつきながらごちうさスリーブ2種を購入しました。
後ろの関西弁オタクが延々とどうでもいいことを喋っていて、正直殺そうかと思いました。
関西人ならもっと面白いことを喋って欲しいです。
それにしても、くだらないことを友人と話すだけで殺意を抱かれるコミケというイベントって、なんなんでしょうね。

そしてそんな疑問を抱いた僕は、転売したら高そうな(実際高かった)ベルエンジェルスリーブ以外の物を全部購入し終え、残すはそのスリーブのみになりました。
正直全然諦めていなかったので、そのサークルを探す事にしました。
待機列が場外に全く見当たらなかったので、中を探しました。しかし、僕を待ち受けていたのは紛れもない地獄でした。

僕「!!?!?!!!?!?ア゛ア゛アアーーーーーーーーーッス!゛!゛!゛!!
そう、オタクの流れが会場を巡り巡っていたのです。僕はこれを「オタクの川流れ」と命名しました。
「川は川でも水質汚染ハンパなさそうだし、ドブだな」、と思いました。
ちなみにドブの流れ、本当に大変だし臭いわで、地獄の具現化としか言いようがありませんでした。あらゆる方向から押され、流され、踏まれ…。
まさに『アッ』という間に疲弊しきってしまいました。すごい。

しかし、そんな苦労、そして努力をした者は報われるのが定石です。
僕「見つけた!!!!!!!!!!!!イェイイェイイェイイェイイェイ」
そう、やっとベルエンジェルスリーブのサークルに着いたのです。
しかし僕が意気揚々に並んだ所、既に売り切れていました。…誰でしょうか、努力は報われるなんて妄言を吐いたガイジは…。
ですが、その場を離れるわけにはいきませんでした。
なぜなら他にも個人的に買いたいスリーブ、ガルパンダージリンやリゼロのレムラムスリーブなど、結構目白押しって感じだったからです。後者なんて転売したらめっちゃ高そうですしね!(笑)

そして待つこと15分くらい…。
サークルスタッフ「スリーブ全品完売で~~~~す!!!!!!」
僕「クソが!!!!!!!」
クソです。
泣きながらその場を後にし、余裕があったら買いたかった艦これスリーブを買いに、西に行きました。
そのサークルさんは有名売れっ子!というわけではなかったため、すんなり買えました。おもんな。まあ、おもんない方が精神的には楽ですが。

そして僕の夏コミ、やっと終わりました。
こういう時にこそ拍手が欲しいものですが、文句は言えません。
なんやかんやありまして、コミケに来ていた同じ市内に住んでいるフォロワーと一緒に帰るみたいな計画を立てたのですが、

まぁ、路線違いだったらしく、失敗に終わりました。うんちぶりぶり。
悲しみを背負いながら帰宅、そしてぼくの夏コミが本当に終わりました。

思えば、3日間で色々なことが起こっていた気がします。
まどつき君とのオフ、オタクトーク地獄、オタク、オタク、オタク…。
Too much オタク(不可算)って感じでした。
さて、ここまで夏コミレポ(?)を読んでいただき感謝感激、嬉し恥ずかしビタミンCです。
二日目のレポートからめちゃくちゃ時間が空いた気がしますが、気にしないでください。
あと、めちゃめちゃ拙すぎる駄文だった気がしますが、やはり気にしないでください。

このブログでは、これからもイベントがあった時に何か書いたり、気が向けば日記なんかも書けたらいいなぁ、と思っています。
昨日なんか先程のまどつき君とシン・ゴジラ、そして映画planetarianを観てきたので、それの感想でも書きたいなぁと思っています!
それでは、またいつか!